普通の網戸は「虫よけ」にならない事が有るんです
夏も終わりが近づいてくると、窓を網戸にして過ごす時間も増えてきたと思います。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、近年の網戸は網の目が細かく網の糸も細いため、今までの網戸に比べると外の景色をクリアに見ることができます。
しかし、網戸とはいえ、実は隙間から蚊や虫が入り込んでしまう事もあるんです。特に2014年は都心部でデング熱が流行り、蚊に対する警戒が一層強まりました。
窓に虫コナーズなど防虫グッズを付けているお家をよく見かけますが、2014年9月3日に蚊を寄せ付けない網戸が登場しました。
今は蚊を寄せ付けない網戸が発売されています
愛知県豊橋市の業務用メッシュメーカー「くればぁ」が開発した「蚊ガサル虫退避ネット」になります。もともとは、東南アジア向けのマラリア対策商品でしたが、国内でも問い合わせが相次いだため国内向けにも販売を開始したようです。
網戸のメッシュに、ヒノキに含まれる蚊の嫌がる成分「トルアミド系複合化合物」を直径1マイクロメートルのカプセルに入れて、通常より網目が細いポリエステル製網戸の繊維に染色の技術で浸み込ませています。
実際の効果については、デング熱などを媒介するヒトスジシマカで実験したところ94%の蚊が寄り付かず、3年はその効果が持続すると言われています。
値段は1.5m幅で1mあたり4600円(税別)と通常の網戸に比べると3倍の値段がします。蚊が多いお家や施設、テナント向けに需要があるでしょうね。
網戸の張り替えを考えている方は、ちょっと高いかもしれませんが防蚊に効果のある網戸も要検討ですね。
通気を良くして虫の発生を防ぐのも重要です!
室内の通気をよくする新しいアイテムとしては、「通風機構付室内ドア」が今年6月にYKK APより発売されています。
単に室内ドアに通気口を設けただけでなく、ドアの向こうが丸見えにならないように特殊な加工がされていることが特徴的です。
住宅環境において、家の中の通気は住み心地にも大きく関係し、重要な要素のひとつです。
通気を良くする事で、虫がたくさん沸くのを防ぐ効果を望めます。
しかし、風と共に虫が飛んでくるのも確かで、居心地のいい暮らしを実現するためにも、リフォームの時にいい網戸や室内ドアなど検討しておきたいもんですね。
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コメント
虫除け網戸良さそうですね。ちょっと調べてみます。
網戸ひとつにもいろいろあるんだなー。虫除け気になるです。