住宅に使われるタイルの種類は大きく分けて3つ!
住宅で用いられるタイルは主に3種類に分類することができます。「磁器質」「せっ器質」「陶器質」の3種類になります。
磁器質タイルは、素地が緻密で硬く、吸水性が低い特徴があります。たたくと澄んだ音がします。せっ器質タイルは、素地は硬く、吸水性は中程度となっています。
磁器質タイルは、素地は多孔質で吸水性が高く、たたくと濁った音がする特徴があります。
このように3種類のタイルがありますが、実際に住宅用としてよく利用されている陶器は「磁器質タイル」と「せっ器質タイル」になります。
仕上げ材に用いられる磁器質タイルの特徴は?
特に磁器質は、内装用・外装用・床・モザイクタイルとして利用されています。
そもそもタイルは、耐候性・防火性・防水性に優れており、建築仕上げ材として建物の壁や床を保護する機能を持っています。
自然環境に対して劣化・変色・変質がなく、酸やアルカリなどの薬品に対しても変質がない特徴があります。
日本で生産されるタイルについては、JIS規格で定められた要領で生産されています。国内大手のメーカーとしてはイナックスが有名です。
日本ではタイルの使用は機能面が優先されて使われている傾向にありますが、諸外国特にイスラム圏ではモスクにタイルが用いられています。タイルがかもしだす鮮やかな色どりを利用して、神秘的な空間を演出しています。
日本でも銭湯の壁に、一時期タイルで富士山などが描かれて華やかな演出にタイルが活用されていました。
ペットのいるお宅に最適な多機能タイル
最近では多機能なタイルの登場によって、ペット対策としてタイルが利用されています。
壁にタイルを張り付けると、猫ちゃんの引っかき傷に耐えることができますし、独特の動物臭を消臭してくれる効果があります。
他の建築資材に比べるとタイルは割高になりますが、耐久性や機能面を考慮すると納得のいく品物です。
建物の外壁においても全面をタイルにしようと思うと高額になりますが、玄関付近など部分的にタイルを採用するだけでも、高級感のあるお家になります。リフォームの参考にしたいですね。
もうチェックされました?
千葉リフォーム情報ブログ関連記事:
・【インテリア】良い内装リフォームに不可欠!コーディネート力とは
・【心得】良いリフォームを行うには様々な知識が必要です
コメント
タイルって聞くと古くさく感じてしまいますが、そうでもないですね。
選択しにいれてみます。
魅力的なタイルもあるんですねぇ~。
私もリフォームの選択しにいれよう。