単独浄化槽から合併浄化槽へのリフォームは早めがお得です!

浄化槽 トイレ

新築では建築基準法の関係で単独浄化槽を設置されることはまずありませんが、昔取り付けた単独浄化槽が今でも使われていると言うお家がまだ沢山有ると思います。

昨年2013年9月には、約470万基の単独浄化槽があると報告されています。

単独浄化槽は処理能力に限界がある!

現在国内に設置されている浄化槽の割合では、約4割が合併浄化槽で6割が単独浄化槽と言われています。 単独浄化槽は、家庭の大小便器から出る排出物だけを処理する浄化槽になります。

しかし、排出物だけの浄化で、台所や洗面、洗濯機の排水は処理されずに川や池に排出されます。

昔、それにより琵琶湖でプランクトンの異常発生が原因で大きな環境破壊が発生しました。

当時は洗剤に含まれる有機物リンに対する対策が行われ、環境負荷の少ない無添加せっけんなどのの使用が推奨されたことはご存知の方は少なく無いでしょう。

こういう事から、単独浄化槽の処理能力に限界があることが伺えます。 それに対して、合併浄化槽では家庭から出る排水を処理する能力があります。

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環境に優しい合併浄化槽に変更する為のポイント!

こういう背景も有り、今では浄化槽と言えば合併浄化槽ですが、この流れは実は最近の物で平成13年の法改正によって単独浄化槽の存在が消えていきました。

浄化槽と言えば、昔は「し尿浄化槽」のイメージでしたが、生活排水を浄化するイメージに変わってきています。

単独浄化槽から合併浄化槽への切り替えは、浄化槽を丸ごと交換する必要があります。

大きな設備になってくるので工事も大変ですし、設備費用も高額になってきます。

そのため交換が進まない現状がありますが、各自治体では合併浄化槽に切り替える費用を補てんする制度を多く設けています。30万円~50万円程度補助するところもあるので、交換が必要な方はお早めに検討することをお勧めします。

現在様々なジャンルで法改正が行われており、環境負荷に大きく影響する単独浄化槽の問題も将来使用禁止の規制対象となりかねません。

補助金については、4,5年前と状況が違い、段々と縮小傾向にあります。 リフォームのついで、単独工事、いずれにしても安心できるように早めに申請などを進められる事が良いと思います。

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