長押の意味と価値知っていますか?
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和室に有る「長押」の意味ご存じですか?
よく鴨居と間違われる部材として「長押(なげし)」があります。長押とは何なのか?
和室の障子上部に鴨居と言う物があります。柱と柱の間に設置されている建材です。
その鴨居の上に設置されている横木の事を「長押」と呼んでいます。よく壁と長押の間には少し隙間があり、ハンガーなどで服を掛けているお家を見かけます。
実はこの長押の歴史は古く、勉強すればするほど実はすごいものだったと気付きます。
ハンガーを掛けて傷ついたり傷んだなげしは、リフォームの際に撤去するのではなく、修理して大切に使われる事をおすすめ致します。
長押(なげし)の歴史と本来の設置目的
今では長押がある家に違和感を覚えることはありませんが、江戸時代には特別な物でした。
どの家にも長押の設置は許されていたわけではなく、禄高1000石以上の旗本の住まいだけに長押の設置が許されていました。
その後明治になって、庶民は封建社会から解放されて、今まで付けられなかった長押を付けるようになったと言われています。
そして現代では、その長押も格式を感じることは薄れて、洋服を吊るしたり、額等が設置されていたりします。何気ないような建材でも実は歴史は古く、意味も今とは違うものがあります。
同じような感覚では、床の間も押長と同じような感じがする方も多いです。
本来は掛け軸や陶器などを飾るようなところで、お客さんをもてなすところではありますが、物置になっているお家も多いと思います。
格式の高い和室が好きな方は長押は必須アイテムです!
床の間も本来は格式のある和室に設けられており、貴重なスペースです。長押もそういった、和室の格式を上げる意味合いがあります。
しかし、現代のようにものがあふれかえってくると、片付けや収納ができずに床の間まで荷物が進出してきます。挙句の果てには、来客があっても平気で床の間に案内してしまいます。
何とも思わない方もいらっしゃいますが、せっかくの和室が台無しになってしまいます。
そうした意味でも片付けは大切ですし、収納が足りない場合は収納スペースのリフォームも必要かもしれません。
洗面周り、押入れ、寝室、キッチン、収納はあらゆるところで行われているので、全体的に見直して、格式のある和風造りを大切にしたいですね。
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コメント
和室にもいろんな専門用語があって全部理解するのは大変ですね。
興味があるから少しずつ覚えていこうかな。
何事にも歴史があるんですね。
和室の歴史って面白いことがわかりましたよ。
ある設計士の説明ですが長押は槍を掛けておく処と聞きました検索では槍の事は一切でてきませんねえ間違いなのでしょうか
間違いありません!
我々建築士では日本建築の歴史の中では武士達が命を何時奪われるか解らないので、刀より長く、殺傷力が高い槍を隠す処を設ける為に設けた部材と聞かされましたよ!
長押ホコリがたまるだけにしか思わないし掃除もしにくい…
必要ないならホコリがたまらないように塞いでしまいたいのですがどうなんでしょ?