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スーパーシェル工法(2×6工法)ってどういう物なの?
「スーパーシェル工法」という建築技法をご存知でしょうか。別名「2×6」などとも表記されています。
「2×4」は有名な建築技法になりますが、「2×6」は日本ではまだあまり馴染みがありません。
「2×6」の特徴としては、壁から屋根に至るまで高強度パネルによって高耐震性、高断熱性を確保した住宅になります。
けれども、後で記述しますがリフォームには中々向かな建て方になります。
日本での歴史はまだ浅いですが、近年の住宅事情に「2×6」の性能はマッチしており、徐々に棟数も増えてきています。
住宅設備メーカーのトステムが、率先して「2×6」の普及を促しているようです。性能の高さだけでなく、耐久性の高さも特徴的です。
スーパーシェル工法のメリットデメリット
一般的に木造住宅というと30年が経済的耐用年数の目安となり、そのころには大掛かりなリフォームが必要となります。
しかし、「2×6」の場合は30年を迎えるころのリフォームを抑えることができるので、50年先を見た時はお得だったりします。
そうした背景で、徐々に人気を呼びつつあります。
デメリットももちろんあります。それは「2×4」同様に間取りの変更等が行いにくいことです。
「2×4」「2×6」共に壁を中心に建物を構成しています。壁で建物を支えて、耐震性も保っています。
そのために部屋と部屋の間の壁を容易に取り除くことはできません。建築当時の間取りをうまく使用して、お家を使っていく必要があります。
その点在来工法の木造住宅であれば、ある程度自由に部屋の間取りを変更することができます。
他には、施工できる業者さんが少ないために、価格やサービスが淘汰されにくい点もあります。
2×6工法対応のリフォーム業者は限定されてくるので事前に確認を
在来工法などはたくさん業者さんがいるので、競走が激しく、社会によって精査されていきます。
その点、「2×6」は技術を持っている業者さんが少ないので、消費者は特定の業者さんに頼らざるをえません。
リフォームを行う時も、「2×6」の場合は施工業者さんが限られてくる可能性があります。
なにぶん事例が少ないために、これからもっと様々なデメリット・メリットが出てくる可能性がありますね。
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