バリアフリーのリフォームってどんな所に注意して進めれば良いの?
バリアフリーの助成金や減税ってどんなものが有るの?
リフォームを行う際の費用は、大体どの位かかるものなの?
ご家族の方が住みやすくする為のバリアフリーリフォーム。
ケースワーカーさんに相談しても、結局は建築の知識は少ないので自分で色々調べている方も多いと思います。
このページではそんな、バリアフリーリフォームのポイントをわかり易くまとめました。
専門用語少なく、建築知識が無い方でも失敗しない為のポイント分かる様に解説していますので、是非ご参考ください。
費用相場と業者選び…知ってますか?バリアフリーのリフォームで必要なこと
<目次>
- ≫バリアフリーのリフォームは必要知識が沢山ある!親身になってくれる業者に相談を
- ≫バリアフリーの工事種類と大まかな費用相場はどれくらい?
- ≫千葉県が介護者をサポート!リフォーム補助金制度をご存じですか?
- ≫バリアフリーを行うポイントと知っておきたい必要知識についてまとめると…
【PickUP】千葉で人気の「あのリフォーム業者」の実際の評判確認しました?
千葉で「信頼できる」と声を寄せるリフォーム業者がなぜ評判が良いのか?良い業者を利用された方の体験談を公開しています。バリアフリーのリフォームはこういう技術力に定評が有る業者に依頼される事がおすすめです。
【 このページの目次 】
- 1 バリアフリーのリフォームは必要知識が沢山ある!親身になってくれる業者に相談を
- 1.1 バリアフリーの工事種類と大まかな費用相場はどれくらい?
- 1.1.1 転倒防止や移動しやすくなる!手すりの取り付け費用 5~8万前後
- 1.1.2 ドアを開け閉めしやすく改善!開き戸を一本引き戸に取り替える金額 15~20万前後
- 1.1.3 安心して入浴できるお風呂に!浴室のリフォームを行う値段 100~200万前後
- 1.1.4 高齢者もご家族への負担が少ない!介護トイレへのリフォーム費用 30~40万前後
- 1.1.5 高齢者でも楽々開け閉めできる!玄関ドアのリフォーム費用 20~40万前後
- 1.1.6 お出かけ時にも滑りにくくなって安心!玄関タイルのリフォーム価格 2万円~(m2あたり)
- 1.1.7 外出する意欲を損なわない!スロープの設置費用相場 20~40万円
- 1.2 千葉県が介護者をサポート!リフォーム補助金制度をご存じですか?
- 1.1 バリアフリーの工事種類と大まかな費用相場はどれくらい?
バリアフリーのリフォームは必要知識が沢山ある!親身になってくれる業者に相談を
新築当時は段差など気になる事が無かった空間でも、当然ながら年齢を重ねる事で不便を生じるようになってきます。
将来の為、今の使い勝手の不便さを解消させる為、バリアフリーのリフォームを行うお宅が最近は増えてきています。
建物が築20年を超えてくると、ご自身やご家族の方が高齢になった事も考え、リフォームを行う際にはバリアフリー化も視野に入れる方がほとんど。
だからこそ値段だけで激安業者を選んだりすると、後々バリアフリーの施工がいい加減だったり、水漏れなどのトラブルになる事が多いです。
値段が相場より安い訳ですから、雑な工事で無理に早く終わらせたり、掛け持ちで工事をしないと利益出せませんから当然です。
また、リフォーム見積り代行サイトは必ず高額な中間マージンを搾取しています。(ケースワーカーさんの紹介も抜かれている事が有ります)
結果的に中間マージンを抜かれる分、激安業者と同様の工事内容になってしまいがち。
下記の関連記事ではそういった、『千葉でリフォームを行う基礎知識』や『県内でおすすめなリフォーム会社リスト』をまとめていますのでご参考ください。
バリアフリーの工事種類と大まかな費用相場はどれくらい?
一言でバリアフリーのリフォームと言っても、様々な種類や内容がございます。
当然皆さんにも予算がおありでしょうから、検討を行う時には大体の費用目安を知ってから導入するか判断したいものです。
下記には、バリアフリーの工事種類とそれぞれの工事を実施する時のおすすめポイントや注意点を分かりやすく掲載しています。
転倒防止や移動しやすくなる!手すりの取り付け費用 5~8万前後
手すりはバリアフリーの基本となり、リフォームにより取り付けが簡単ですので、採用されるお宅が多くあります。
玄関の上り口やトイレの中、洗面台の横や浴室の中など、様々な部分に必要となります。
形や大きさにもよりますが、1か所3~5万円程度の費用となります。 下地が無く補強が必要な場合は、プラス2~3万円程の費用がかかります。
手すりの設置の高さには定義がありますが、実際は使われる方の身長等より適した高さなどに差が発生します。
既に使われる方がいらっしゃる場合は取り付けの際に立ち会ってもらい、実際に手を添えてもらう事で位置や高さを決定する事をオススメします。
ドアを開け閉めしやすく改善!開き戸を一本引き戸に取り替える金額 15~20万前後
開き戸はドアを手前若しくは奥に押さないと開ける事が出来なく、年齢を増すとこの動きが意外と大変な動作に思えてくる事があります。
また、車いすとなった場合、開き戸を奥や手前に開ける事は想像以上に大変な事であり、苦痛となってしまいます。
将来の事を考えると、開き戸を一本引き戸に変える事をオススメします。
既存ドアの撤去や壁の補修、新規一本引き戸の取付けにより、15~20万円程の費用が掛かります。
また、棒取手を取り付ける事で開け閉めがより楽になりますので、是非採用を検討しましょう。
安心して入浴できるお風呂に!浴室のリフォームを行う値段 100~200万前後
浴室は出入り口の段差の解消や浴槽へのまたぎ高さの快適さ、手すりの設置、床の滑りにくさ、一本引き戸の出入り口等がバリアフリーの条件となります。
現代のユニットバスにはそれらが該当する商品もあり、使いやすく快適な浴室へ導く事が出来ます。
既存浴室の解体撤去と新規ユニットバス設置により、100~200万前後の費用がかかります。
もちろんグレードにより金額は変わりますが、出来れば冬場でも浴室が暖かい状態でいられる機能を付けましょう。
入浴時の温度差による「ヒートショック」での死亡者数は、交通事故のそれよりも多い事で有名です。 忘れずに対策を行いましょう。
高齢者もご家族への負担が少ない!介護トイレへのリフォーム費用 30~40万前後
介護トイレとは、年齢を増した方でも使いやすい機能満載のトイレです。
両側に手すりが付いたり座りやすい便座等、使いやすさにとことんこだわった便器です。
便器の取り換えのみであれば20~30万円程度で行う事が出来、一緒に内装をリフォームする場合は+10万円前後の費用がかかります。
高齢者でも楽々開け閉めできる!玄関ドアのリフォーム費用 20~40万前後
玄関ドアが開き戸の場合は開閉の際に不便ですので、引違いの玄関ドアにする事がオススメです。
リフォーム用のカバー工法の玄関戸を採用すれば、たった1日でリフォームが完了となります。
断熱性も富んでおりますので、ヒートショックを起こしにくくさせる事も出来ます。
取り付け費込みで、20~40万円の費用でリフォームが可能です。
また、年齢を増しても開け閉めが楽なように、棒取手を取り付けるととても快適に使う事が出来ます。
お出かけ時にも滑りにくくなって安心!玄関タイルのリフォーム価格 2万円~(m2あたり)
古い玄関タイルは滑りやすく転倒する可能性がありますので、滑りにくいタイルや床材にリフォームする事をオススメします。
新規タイル張りに解体込みでm212,000~20,000円程の費用がかかり、より滑りにくいゴムチップタイルの場合は解体込みでm2当たり20,000円~の費用がかかります。
玄関戸ポーチの間の段差を解消できる段差スロープ用のゴムチップタイルもあり、玄関に上がる際の段差を解消へと繋がります。
外出する意欲を損なわない!スロープの設置費用相場 20~40万円
玄関ポーチ前にスロープを付ける事で、歩行や車椅子でのご利用の際も快適となります。
スロープには2つの種類があり、歩行用と車いす用に分かれます。
歩行用のスロープの場合、基礎工事のみで8~15万円程とする事が出来ます。
車いす用スロープの場合は歩行用スロープと比べると長さが長くなってしまいますので、20~40万円程の費用となります。
スロープに手すりを付けた場合、素材にもよりますがm当たり1万円以上かかります。
スロープ自体の床にタイル等の化粧を施した場合、m2当たり10,000円程の費用が加算となります。
公共用のスロープの勾配は1/12以下にしなければ、バリアフリーの基準を満たす事が出来ません。
その為、バリアフリーに対する歩行用スロープにする場合は、1/12以下の勾配で作るようにしましょう。
歩行用スロープはある程度の感覚や知識で作る事が可能ですが、車いす用のスロープの場合は車いすの性能を加味した上で綿密な寸法により計画しなければいけません。
1/12以下の勾配では車いすでの利用は厳しくなり、自力での昇り降りが難しくなってしまいます。
使う方によっては1/20でも厳しい事がありますので、既に車いすを使われている方がいらっしゃる場合のスロープ作成の場合は、使われる方のニーズに合ったスロープとするようにしましょう。
車いすのスロープは、バリアフリーの施工に富んだ業者や建築士が在籍している業者に依頼する事をオススメします。
知識がない状態で作ってしまうと、いざ車いすで使う際に使いにくく不快となってしまう事があります。
千葉県が介護者をサポート!リフォーム補助金制度をご存じですか?
千葉県では、リフォームの際に使う事が出来る、このような補助金制度がございます。
住宅金融支援機構の「リフォーム融資」
自宅でバリアフリーのリフォームを行う際、利用が可能な補助金制度です。
高齢者向けの返済特定制度の補助金ですので、満60歳以上の高齢者がお住まいでありバリアフリーのリフォームを行う際に、該当します。
介護保険制度の補助金
介護保険制度により、「要介護」若しくは「要介護1~5」に該当する方が住んでいる住宅に、手すりなどの規定に該当するリフォームを行った場合、リフォームの費用を補助してくれる補助金制度です。
20万円までのリフォーム費用が該当となり、そのうちの9割を補助してくれます。
こういった制度を上手に利用して、負担の少ないバリアフリーのリフォームをされて下さいね。
家をバリアフリーにするタイミングはいつが良いの?
こういった事を踏まえて、バリアフリーを行うタイミングはいつ位にやれば良いのか?と考える方も少なくありません。
主に行うタイミングとして多くの方が選ばれるのは、下記の3点です。
・お子さんが独立されて家を出た後
・ご主人が定年を迎え、家にいる時間が増えると想定される時
・事故や病気をご家族がされた時
こういう時期が来た時には、真剣にご自宅のバリアフリー化をご検討されて下さいね。
まだ自分は元気だから大丈夫!と思っても、年齢を重ねてくるとちょっとした転倒でまともな生活が出来なくなる事も。
もちろんリハビリなどを行う事で改善する事も有りますが、家がバリアフリーでないとそのリハビリさえやる元気がなくなってしまいます。
そういう事態に備える意味でも、時期が来たらしっかりとリフォームされて下さいね。
バリアフリーを行うポイントと知っておきたい必要知識についてまとめると…
バリアフリーというのは、それぞれが思う快適さに差があります。
その為、しっかり親身に相談に乗ってくれる業者を見つけて、打ち合わせを重ねながら失敗のないバリアフリーリフォームとする事が重要です。
ご自分が必要なのは何なのかを考え、快適な空間を作りあげましょう。
くれぐれも激安業者や、安易な紹介だけに頼らず比べる様にしましょう。
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